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農林水産省は3日までに、野生鳥獣肉(ジビエ)の利用状況を初めて調査した。平成28年度に利用された肉は全国で1283トンあり、都道府県では北海道が最多。食用販売の種類別ではシカ肉がトップだった。農作物の食害防止のため捕獲された鳥獣の多くが廃棄されており、農村振興のため31年度に利用を倍増させるのが政府の目標だ。
調査によると、全国の処理施設が食用に売った肉は8割弱の1015トン。シカの665トン、イノシシの343トンで大半を占めた。他はペットフード用の販売が150トン。自家消費と、狩猟者向けに解体処理を請け負った肉も計118トンあった。
都道府県別ではエゾシカの多い北海道が503トン。ぼたん鍋が有名な兵庫の117トン、鳥取の63トンが続いた。全国の処理施設が得た金額は30億3千万円だ。