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児嶋勝の食べ物ブログ!日本産コメ、中国で商機 日本食ブーム追い風 大使館などPRイベント展開

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児嶋勝の食べ物ブログ!日本産コメ、中国で商機 日本食ブーム追い風 大使館などPRイベント展開

産経新聞  1/29(月) 7:55配信




 日本政府は世界最大の消費国である中国へのコメ輸出拡大に向けて、現地での認知度アップに力を入れている。日本産コメの輸出量は増加傾向にあるものの価格競争力などの面から伸び悩んでおり、中国での日本食ブームや日中政府間の関係改善を追い風として売り込みを図りたい考えだ。(北京 西見由章)

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 「白米は本当にすごくうまい。炊き方のコツ知ってる?」

 中国版ツイッター微博で525万人のフォロワーを持つグルメブロガー「美食家大雄」は24日、北京で開かれた日本産コメのPRイベントの様子を投稿した。会場では中国でも人気のドラマ「孤独のグルメ」で知られる俳優の松重豊さんが「ご飯は香りや甘さなど五感を刺激する可能性を秘めた食べ物だ」とアピール。女優の桜庭ななみさんも「納豆ご飯は体によく、ダイエットのときによく食べた」と流暢(りゅうちょう)な中国語で紹介した。

 日本大使館などは同日から2月11日まで、北京と上海の日本料理店26店舗と協力し、日本産コメを使った海鮮丼やうな重などの特別メニューを提供するキャンペーンを展開。テーブルには電子商取引大手アリババ集団などのQRコードが置かれ「日本産がおいしいと感じたら、その場で買ってもらう仕組み」(日本大使館担当者)だ。

 日本への観光客急増により中国では日本食への関心が高まっている。2017年の日本料理店数は4万800店と4年前の約4倍まで増加し、15年には米国を抜いて世界最多に。日本産コメの需要を喚起するチャンスでもある。

 ただ普及に向けた最大の課題は価格競争力だ。アリババのサイトに出品されたコシヒカリは2キロ約130元(約2200円)。流通コストのため価格は日本国内の2倍前後となり、中国の東北地方産米と比べると数倍の価格差だ。中国の年間コメ消費量1億4千万トンに対して日本産精米の輸出量は375トン(16年)にすぎない。先の担当者は「認知度を上げて消費を増やし、供給側の競争によって流通コストが下がる好循環を生みたい」ともくろむ。

 日本産の輸出が伸び悩むのには政治的な要因もある。中国へのコメ輸出には中国政府から認可を受けた精米工場と燻蒸(くんじょう)倉庫が必要だが、これまで認められたのは神奈川県の精米工場1カ所と燻蒸倉庫2カ所だけ。農林水産省は11年に8カ所の燻蒸施設を国内登録したが、12年に尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化をめぐって中国側が反発、検査担当者の派遣が中止され“たなざらし”の状態が続く。河野太郎外相は28日、北京で開かれた中国の王毅外相との会談で燻蒸倉庫の認可など日本産コメ輸出の拡大に向けた協力を働きかけた。
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