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児嶋勝の食べ物ブログ!糖質制限市場「うま味」拡大 スイーツ、麺、パン…食品メーカー・外食注力 児嶋勝/広告

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児嶋勝の食べ物ブログ!糖質制限市場「うま味」拡大 スイーツ、麺、パン…食品メーカー・外食注力 児嶋勝/広告

SankeiBiz 7月6日(水)8時15分配信



 肥満や糖尿病の人は主に、カロリー制限による食事療法を行う。しかし、このダイエット法は苦痛を伴うため、途中で我慢できずにたくさん食べてしまい、リバウンドを引き起こすケースが少なくない。これを踏まえて注目されているのが、緩やかな糖質制限によって楽しい食生活を送り、健康増進につなげようとする考え。新たなヒット商品に発展する可能性が高いだけに、食品メーカーや外食店の動きも活発だ。

 世界的なパティシエとして有名な辻口博啓さん(49)は職業柄、毎日20個にも及ぶチョコレートやケーキを試食してきた。しかし40代後半になると、さすがに「きつい」と思うようになってきたという。新陳代謝が悪くなり糖質の存在が気になるためだ。そこで低糖質スイーツの開発に向けてさまざまなダイエット法の書籍などを調べる中で、「無理がない手法だ」と感じてアプローチしたのが、山田悟・北里研究所病院糖尿病センター長が唱える「ロカボ」だ。

 1食当たりの糖質量を20~40グラムに抑え、それとは別に間食として1日10グラムまでのスイーツも食べ、1日の糖質摂取量を70~130グラムにしようというのがロカボの考え方。普通の食事の半分弱という感覚だ。アドバイスなどに基づき商品化したのが砂糖不使用のチョコレートクリームを重ねたショコラケーキや、血糖値が上昇しにくいチョコレートなどだ。

 また、辻口さんは「パティシエがロカボという考え方をきちんと認識していれば、糖尿病を抱えている家族がいても一緒にバースデーケーキで祝え、記念日を台無しにすることがなくなる」と、ロカボに関する知識を取り入れたスイーツ検定の実現を目指す。

 山田氏が代表理事を務める食・楽・健康協会は、ロカボ商品を示す「ロカボマーク」という制度を導入した。会員企業からの申請があれば糖度という観点から判定し、それにふさわしい商品だったらマークを利用できる仕組みだ。6月中旬には、ロカボ商品が一堂に集結した「ロカボマルシェ」を東京交通会館(東京都千代田区)で開催。「スーパーやコンビニエンスストアはもちろんのこと、外食の場合でも『このメニューであればロカボ』と簡単に選べるようにしたい」と山田代表理事は普及活動に意欲を見せる。

 会員企業もロカボ商品の充実を図る。ちくわやかまぼこなど加工食品を幅広く製造販売する紀文食品は、おからとコンニャクで作った「糖質0g麺」が全商品の中で最も問い合わせが多いといい、適用品を順次広げていく考えだ。ローソンは小麦や米の外皮を活用した、ブランパンシリーズの販売に力を入れる。ロールパンの場合、一般品に比べ糖質を8割以上カットする点が売り物だ。

 モンテールは糖質10グラム以下のスイーツを「スイーツプラン」として昨年9月から本格的に展開。初年度に当たる2016年8月期は「3億5000万円の売り上げを目指す」(鈴木智也常務)としている。ロカボに適しているのはシュークリームやクリームロール。その半面、クレープやワッフルはなかなか難しいという。生地のふくらみには小麦粉が重要な役割を果たすが、量を減らすとふんわり感に影響を及ぼすからで、改良を重ねて商品化につなげる。

 すかいらーくが展開する国内最大のファミリーレストラン「ガスト」では、糖質を抑えた新メニュー4品を発売。野菜がたっぷり入った「冷やしサラダタンタン麺」と「1日分の野菜のベジ塩タンメン」は50円追加すると、糖質0麺に変更できるようにした。また、メニューブックには「糖質が気になる方へオススメ」の文字の入ったアイコンも採用した。

 糖尿病については、06年12月に国連総会で「全世界的脅威を認知する決議」が採択されている。それから10年。問題は改善せず、「普通に生活していれば糖尿病という時代に突入した」(山田氏)中、ロカボの糖質制限の考え方を取り入れた企業の活発な動きの広がりへの期待は大きい。(伊藤俊祐)

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