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児嶋勝の食べ物ブログ!ケロッグ初のカフェがNYに、シリアルのイメージ転換は吉と出るか凶と出るか 児嶋勝/広告

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児嶋勝の食べ物ブログ!ケロッグ初のカフェがNYに、シリアルのイメージ転換は吉と出るか凶と出るか 児嶋勝/広告

Forbes JAPAN 7月4日(月)14時0分配信
ケロッグ初のカフェがNYに、シリアルのイメージ転換は吉と出るか凶と出るか


米食品大手のケロッグが7月4日、ニューヨークのタイムズスクエアに初のシリアルカフェ「ケロッグスNYC」をオープンする。カフェのメニューを手がけるのは、スイーツショップ「モモフク・ミルクバー」のオーナーでもある人気シェフのクリスティーナ・トシ。ボウル1杯、最高で8ドル(約820円)で販売する。

メニューはどれも、ケロッグのシリアルに一工夫を加えたものだ。たとえばミルクベースの「ベリー・ミー・イン・クリーン・ティー」はケロッグのライスクリスピーと新鮮ないちご、抹茶パウダーを使っている。アイスクリームベースの「ライフ・イン・カラー」は、フルーツループにライムの皮、マシュマロとパッションフルーツのジャムが使われている。

「子どもの頃からシリアルが大好き」だというトシは「シリアルボウルは、1日のどの時間帯でも人々にワクワク感をもたらすことができると信じている」とコメントした。

しかし消費者は、シリアルに対してそこまでのワクワク感を抱いていない。市場調査会社ユーロモニター(Euromonitor)が2015年10月に発表した報告によれば、消費者はシリアルよりも、ギリシャヨーグルトやスナックバーなどの「より携帯しやすく、移動中に食べられる軽食」を選ぶようになっている。実際に2010年から2015年の間でシリアルの売り上げは8%減少している。

ユーロモニターは次のように、シリアルの前途は暗いと予想している。

「2015年から2020年にかけてシリアルの販売量は4%減少、売上高は9%下落すると予想される。シリアルが直面している数々の脅威はおさまる気配がなく、継続的に力強い成長を遂げているスナックバーなどのカテゴリーが新たなメーカーや投資を引きつけている。また、朝食にシリアルを食べるよりも、携帯しやすい軽食に移行している主な消費者層がミレニアル世代であることを考えても、シリアルの前途は明るいものとは言えない」

シリアル=健康のイメージを脱皮?

シリアルの売上が減っているもう1つの大きな理由が砂糖だ。公衆衛生や医療の専門家はもう何年も前から、米国人の食生活における砂糖の摂りすぎが健康に悪影響をもたらしていると警告してきた。砂糖の摂りすぎは肥満や体重過多、2型糖尿病や心臓病、高血圧など多くのリスクと関連づけられている。

消費者たちはこの警告を重く受け止めており、米国ではこの20年で、砂糖を含む炭酸飲料の売上が25%以上下落した。消費者は今では、加工食品や飲料に含まれる隠れた砂糖の存在も認識しており、多くの食品メーカーが対策に乗り出している。

一般的なコールドシリアル(牛乳などをかけて加熱せずに食べるシリアル)の多くはまさに砂糖の塊で、1食分にティースプーン4~5杯分の砂糖が含まれている。

また環境保護団体の環境ワーキンググループ(EWG)による2014年の分析によれば、子ども向けのシリアルに最も多くの砂糖が含まれる傾向にあり、その1食分には大人向けのシリアルに比べて平均で40%多くの砂糖が含まれている。

ケロッグスNYCを毎日訪れる人はほとんどいないだろうという見通しから、ケロッグでは、砂糖を含むコールドシリアルをもっとずっと健全なものとして位置づけており、同カフェを時々訪れるアイスクリームバーやヨーグルトバーのようなものと位置づけている。

「ジャンクフードと同じくらい多くの砂糖を含むシリアルは、健康的な朝食や食生活の一部と考えるべきではない」と、EWGのコンサルタントで2014年の分析報告の共著者でもあるドーン・アンダラーガは言う。ケロッグは砂糖を含むシリアルが毎日の朝食ではなく時折食べるスイーツになる未来に向かって足を踏み出してしまったのかもしれない。

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