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児嶋勝の食べ物ブログ!<九州の百貨店>早くも夏商戦開始 児嶋勝/広告

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児嶋勝の食べ物ブログ!<九州の百貨店>早くも夏商戦開始 児嶋勝/広告

毎日新聞 6月16日(木)20時6分配信



 本格的な夏を前に、九州の百貨店などで暑さをしのぐ食品や対策グッズの売れ行きが好調だ。気象庁は「九州全域で6~8月、例年以上の暑さになる可能性が高い」としており、小売り各店では“夏商戦”が早くも始まりつつある。

 福岡三越(福岡市)は14日、中元ギフトセンターを拡大してアイスクリームやゼリーなどの“ひんやりスイーツ”コーナーを最も目立つ店頭に並べた。例年に比べて注文数上位に入る商品が多く、「猛暑と言われる今夏を意識して、贈り物としてアイスなど冷たい菓子を選ぶ傾向がある」(広報担当)。

 暑さ対策商品も伸びている。浜屋百貨店(長崎市)は6月に入り、触れると冷たく感じる夏仕様のシーツや枕の人気が高まっている。「快適に暮らしたいという消費者の要望は強い」という。ディスカウントストアのミスターマックス(福岡市)は、夏用掛け布団の売上高が6~12日で前年同期比9割増と急激に伸びた。広報担当者は「雨があまり降らず日差しが強い日が多いため、夏用寝具を購入する消費者が目立つのではないか」と話す。

 一方、宮崎山形屋(宮崎市)は、汗の臭いを抑えるデオドラントウオーターを例年より早く店頭に配置。売り上げは5月30日~6月12日で2割増と好調だ。福岡パルコ(福岡市)は、肌につけるとミントの爽快感があるボディーローションが週50本ペースで売れ、人気の兆しが出ている。

 井筒屋(北九州市)で注目を集めているのは室温計だ。一定の室温以上になると音や色で知らせる仕組みで、「冷房の利用を控えがちのため熱中症の心配がある高齢者の暮らしに重宝する」として、本人、家族共に買い求める動きが今月から出ており、近く店頭に移動させる計画だ。【浅川大樹】

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